フリーランスの値上げの伝え方――取引先との関係を保ちながら単価を上げる例文つき

卒業後の案件獲得・営業

この記事は、営業のコンサル「ツバメセールスラボ」が書いています。仕事を続けていると、「そろそろ単価を上げたい」と思うタイミングが来ます。でも、取引先に値上げを伝えるのは勇気がいるもの。この記事では、関係を大切にしながら値上げを伝える方法をまとめました。

値上げを考えてよいタイミング

  • 同じ取引先と、ある程度の期間・本数を続けてきた
  • 作業のスピードや質が上がり、任される範囲が広がった
  • 最初の金額が、作業時間に見合っていない
  • 新しい取引先には、より高い金額で受けられている

伝える前に準備すること

1. これまでの実績を整理する

続けてきた期間、本数、対応してきた範囲、相手の成果につながったこと(再生数や問い合わせの増加など、わかる範囲で)をまとめておきます。

2. 新しい金額と、その理由を決める

「作業範囲が広がった」「品質を保つために時間をかけている」など、相手が納得しやすい理由を用意します。

3. 選択肢を用意する

金額を上げるだけでなく、「今の金額のまま範囲を調整する」案も用意しておくと、相手が選びやすくなります。

伝え方の例文

いつもご依頼いただき、ありがとうございます。〇月からこれまで、〇本の制作を担当させていただきました。

この間、テロップの追加やサムネイル制作など、対応する範囲も広げていただいております。今後も品質を保ってお手伝いを続けるため、〇月以降のご依頼から、1本あたり〇〇円に改定させていただけないかご相談させてください。

もし難しい場合は、サムネイル制作を別にするなど、範囲を調整する形でもご相談に乗れればと思います。ご検討いただけますと幸いです。

伝えるときのポイント

  • 早めに伝える:1か月ほど前など、相手が予算を考えられる余裕をもって
  • 感謝から始める:これまでの取引へのお礼を先に伝える
  • 一方的に決めない:「ご相談させてください」という姿勢で
  • 断られても関係を続ける:すぐに結論を出さず、範囲の調整なども含めて話し合う

新しい取引先では最初から適正な金額で

値上げの交渉は、慣れていても負担がかかります。新しい取引先とは、最初から作業に見合った金額と範囲で始めるのがおすすめです。考え方は初めての見積もりの記事でまとめています。

まとめ

値上げは、実績の整理・理由の用意・選択肢の提示をしてから、感謝とともに早めに相談するのがポイントです。お互いに続けやすい条件を一緒に考える、という姿勢で伝えてみてください。

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