この記事は、営業のコンサル「ツバメセールスラボ」が書いています。スクールを卒業して、いざ仕事を受けようとしたときに迷いやすいのが「いくらで受ければいいのか」です。ここでは、初めての見積もりで考えたいことと、伝え方のコツをまとめました。
なお、適正な金額は、仕事の内容・地域・相手によって大きく変わります。この記事では具体的な相場の数字ではなく、自分で金額を決めるための考え方をお伝えします。
最初に知っておきたいこと:安すぎる価格のデメリット
「実績がないから」と、極端に安い金額で受ける方は少なくありません。最初の数件は経験を優先する考え方もありますが、安すぎると次のようなことが起きやすくなります。
- 作業時間に見合わず、続けるほど苦しくなる
- 次の仕事でも同じ金額を求められ、値上げしにくくなる
- 修正や追加の依頼が増えても、断りにくくなる
ステップ1:作業を分解して、時間を見積もる
まずは、その仕事に必要な作業を書き出して、それぞれにかかる時間を見積もります。
- 打ち合わせ・ヒアリング
- 調べもの・構成づくり
- 制作(デザイン・編集・執筆など)
- 修正対応
- 納品・やり取り
スクールの課題やポートフォリオの制作時間を記録しておくと、ここで役立ちます。
ステップ2:自分の「時間あたりの目標」をかける
見積もった時間に、自分が目標とする時間あたりの金額をかけると、金額の目安が出ます。そこに、募集文の予算やほかの募集の金額も参考にしながら、調整していきます。
ステップ3:「含むもの」と「含まないもの」をはっきりさせる
金額と同じくらい大切なのが、その金額に何が含まれるかです。
- 修正は何回まで含むか
- 素材(写真・BGM・フォントなど)の用意はどちらがするか
- 納期と、急ぎの場合の扱い
- 範囲外の作業が出たときの扱い(別途お見積もりなど)
これを最初に決めておくと、あとから「これも含まれていると思っていた」という行き違いを防げます。
伝え方のコツ
金額だけを伝えるのではなく、内訳と含まれる範囲をセットで伝えると、相手は納得しやすくなります。
今回の内容でしたら、〇〇円でお受けできます。内訳は、構成づくり・制作・修正2回までを含んでいます。素材はご用意いただく想定です。修正が3回以上になる場合や、ページの追加がある場合は、別途お見積もりさせてください。
予算が合わないときは、金額を下げる前に「範囲を減らす」提案ができないか考えてみましょう。たとえば、ページ数や動画の長さ、修正回数を調整する方法があります。
まとめ
見積もりは、作業を分解して時間を見積もり、含む範囲をはっきりさせることから始まります。最初の金額の決め方は、その後の働き方にも影響します。不安なときは、一人で決めずに誰かに相談してみるのもひとつの方法です。
案件が取れないときの全体の見直しは、スクールを卒業したのに案件が取れない――見直したい5つのポイントでまとめています。
どこを直せばいいか迷ったら:案件が取れない原因を1分でチェックする(無料診断)
金額の決め方に迷っている方へ
ツバメセールスラボは、スキルを身につけたあとに「仕事を取る」ための営業を、オンラインで身につける営業のコンサルです。「この金額で出していいか不安」「条件の伝え方がわからない」といったご相談を、公式LINEで受け付けています。文字だけのやり取りで大丈夫です。
※ご相談の内容によって、オンラインの個別相談をご案内することがあります。無理な勧誘はいたしません。


