この記事は、営業のコンサル「ツバメセールスラボ」が書いています。スクールで学んだあと、実績がまだない段階でポートフォリオをどう作ればいいか迷っている方に向けて、考え方と作り方をまとめました。
ポートフォリオは、作品を並べた「作品集」ではなく、発注する人が「この人に頼んだら、こんな仕事をしてくれそうだ」と想像するための資料です。この視点を持つだけで、作り方が変わります。
実績がなくても大丈夫な理由
最初は誰でも実績ゼロからのスタートです。発注する側が見ているのは「実際にお金をもらった仕事かどうか」よりも、「自分の依頼に近いものを、ちゃんと作れそうか」です。架空の依頼を想定して作った作品でも、そのことを正直に書いたうえで見せれば、十分に判断材料になります。
ステップ1:誰の仕事を取りたいかを決める
まず、取りたい仕事の相手を決めます。たとえば次のように、なるべく具体的にしておくと作品の方向性が決まります。
- Webデザイン:地域の美容室・飲食店・整体院のホームページ
- 動画編集:ビジネス系YouTuberの長尺動画、ショート動画
- ライティング:特定の分野(転職・美容・不動産など)のブログ記事
ステップ2:「架空の依頼」を設定して作る
作品を作るときは、実際の依頼を受けたつもりで、次のような設定を先に決めます。
- 依頼主:どんなお店・会社・人か
- 目的:何のために作るのか(新規のお客様を増やしたい、など)
- 条件:納期、ページ数や動画の長さ、使える素材
設定があると、「なぜこのデザイン(構成)にしたのか」を説明できるようになります。この説明こそが、発注する側の安心材料になります。
ステップ3:作品ごとに「説明」を添える
作品を並べるだけでなく、1つずつ短い説明を添えましょう。
- 想定した依頼主と目的
- 工夫した点(2〜3つ)
- 制作にかかった時間・使ったツール
- 架空の依頼か、実際の依頼か
架空の作品であることは、隠さず書いてください。そのうえで「どう考えて作ったか」が伝われば、十分に評価されます。
ステップ4:数を絞って、近いものを上に置く
作品数が多すぎると、見る側の負担になります。最初は3〜5点くらいを目安に、取りたい仕事に近いものから順に並べましょう。応募する案件に合わせて、並び順を変えるのもおすすめです。
ステップ5:プロフィールと連絡先を整える
最後に、作品の前後に次の情報を入れておきます。
- どんな仕事を受けられるか(得意なジャンル)
- 対応できる作業の範囲と、目安の納期
- 連絡方法
まとめ
実績がない段階のポートフォリオは、「誰の、どんな困りごとを、どう解決できるか」を見せるものです。架空の依頼でも、考え方と説明がしっかりしていれば、最初の1件につながる材料になります。
ポートフォリオができたら、次は応募です。クラウドソーシングの提案文の書き方もあわせて読んでみてください。
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